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デザインの料金の相場は?デザイン依頼料について解説

こんにちは。デザイナーのakiです!

みなさんはデザインのお仕事の価格はどれくらいが適切なのか迷ったことはありませんか?
今回は「デザインを作成する時はどれくらいの価格で設定したらいいの?」と悩んでいる方にむけてデザインの料金の設定について紹介したいと思います。

なぜ依頼先で料金がバラバラなのか

デザイナーやデザイン事務所では、個包装のパッケージで5万。食品のパッケージや箱物で10万から15万となることが多いです。

しかし、色々と調べてみると大掛かりなパッケージ・グラフィックデザインなのに10万を切る値段だったり、デザイン料の設定には差があります。

では、なぜこのように値段の設定が違うのでしょうか?

理由としては「完成までにかかった人件費・経費・その他費用」に関係してきます。

一見同じようなロゴのデザイン案件でも、

  • お客さまのラフを起こしたロゴを再現する
  • 顧客へ聞き取り後デザイナーが考えてロゴを作る
  • ターゲット層・ペルソナの設定・市場調査を行ってからデザイナーが作成する

と完成までにかかる手間・工程が変わってきます。

手間と工程が変わってきたら当然そこにかかる人件費が変わります。
明確な物品ではなくデザインデータの為、目には見えない費用が発生しているということになります。

・デザインの費用は完成までにどれだけ手間暇がかかったのかで換算される。

・デザインの価格には人件費・経費などが換算される。

デザインの依頼料の決め方

次はデザインの料金のおすすめの設定方法について紹介します。

結論として、ます最初は、依頼を受けた案件の内容を吟味して近い案件をWEB上で調べておおよその相場の感覚を身につける。

デザインの料金を設定するには、一般的な相場を知っておくのが大切です。

自分が取り組もうと思っている案件の内容に近いものをWEBなどで調べてみましょう。
デザイン事務所のHP、フリーサンスのデザイナーのサイトなどなんでも大丈夫です。

副業では、他にココナラなどで他の出品者の値段を参考にしてみてもいいです。

複数のサイトを見て相場を割り出し、参考にして自分が取り組む場合の料金を算出しましょう。

1つのみだと内容・価格設定が偏ってしまう意見があるので、参考サイトは必ず複数見ましょう。

・本やのサイトなどを参考に自分の依頼内容の条件の相場を調べる。

・偏りが出ないように複数のサイトで調べる。

時間給でも換算してみよう

前のページで、デザインの料金は相場を見て決めると記載しました。

もう1つ注意したいのは、デザインが完成するまでにかかった時間は、時給換算した場合、仕事として成り立っているかという点です。

もし2万円の案件に取り組んだとき完成までに50時間(1日8時間×6日相当)かかった場合、時給に換算したら1時間400円になってしまいます( ; ; )

これは極端な例ですが、デザインを作成しているときに意外と見落としてしまいます。

適切なり時給換算としては、大体が2,000〜3,000円になります
しかし、デザインの作成以外に見積もりの発行等の事務的な処理・打ち合わせなどを含めると3,000円程は確保するようにしたいですね。

・デザインの制作・修正時間
・見積もりの作成
・打ち合わせ

と制作時間以外にも最初から最後までにかかった時間全てを含めましょう。

大手広告代理店や大企業ではなくフリーランスや副業として取り組んでいる場合は、時間給での計算を優先してみても良いかもしれません。
大手の場合は平均的に少々高めの設定になっています。

また、作業時間を想定よりも長くかけてしまうとそれだけで、時間給が減ってしまうことになります。

完成までの作業時間は自分で把握しおおよその時間を割り出せるようにしておくのが安全です。

また駆け出しの時はどうしても時間がかかってしまいます。
そのまま計算するとどうしても高額になってしまうので、時給を抑えて市場にの相場に合わせた価格の調整が必要になります。

完成までの時間目標を設定して、その目標時間を元に割り出してもいいですね。

しかし、経験を積むと同じでデザインでも短い時間で作成することができます。

そしたら今度は短い時間でも作成することができるので最終的に時給で換算すると利益が増えるようになります。

・作業時間×制作単価で割りだてみる

・大まかな作業時間を割り出してみる

デザインの修正についても明記しておこう

デザイン費用を決めるときは修正についてもクライアントと打ち合わせをしておきましょう。

たとえば、、、

  • 修正回数が何回までなのか
  • 修正のボリュームはどこまでか
  • 再度作り直しになったときはの費用は

上記以外にもたくさんあります。

修正の範囲での共有ができておらず、何度も修正をかけられ結局、大幅な作業時間が必要になるなどケースとしてはよくあることです。

価格を設定する時は、

  • Q.修正回数が何回までなのか
  • →A.修正は2回まで
  • Q.修正のボリュームは
    →A.色変え、配置変更に限る
  • Q.再度作り直しになったとき
    →A.作り直しの場合は再度見積もりを取る

とあくまで一例ですが、修正などの範囲を設定しておくようにしましょう。

なかには、デザインの修正を再現なく無茶な要求をしてくる人もいますので、事前に修正時の対応についてしっかりと明記し、クライアントに納得してもらってから進めていきましょう。

しっかりとしたルール・契約の設定と共有が自分を守ることにもつながります^^

・修正時の対応内容・ルールを明確にする。

・後出しにならないように依頼を受けたとき/するときに内容の共有を行う

また、デザイナーの副業については下記に記載しておりますので、ご参考までに^^

デザイナーが副業に強い点は下記の記事をチェック!
副業を始めたい時に、デザイナーは最強!?

まとめ

今回はデザイン料の設定について紹介しました。

価格はシビアな分色々と悩むことがあるかもしれません。
今回の内容がすこしでも参考になりましたら嬉しいです^^

読んでいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします^^