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Adobe CCとCSの違いってなに?買い切りCS ではなくCCを購入するべき理由

こんにちは。
現役デザイナーのaki(@aki_0415a)です。

デザイン制作で使用するIllustratorやPhotoshopをはじめとした「Adobe」のソフトですが、公式サイトではCCと言われるサブスクが版のみになります。

実は、Adobeのソフトウェアは昔「CS(Creative Suite)」という買い切り型のパッケージが使われていましたが、今は「CC(Creative Cloud)」というサブスクリプション型が主流です。

でも

「CCって何?」
「CSって聞いたことあるけど、どう違うの?」

買い切り版はもうないのか、どうちがうのか疑問に思いますね?

今回は、IllustratorやPhotoshopなどの購入を検討しているに、どちらを選べばいいのか、なぜ今はCCを買うべきなのかをわかりやすく説明していきます!

まず結論ですがこちらになります。

結論

・買い切り版のは販売終了、現在はサグスク型のCCが主流

・買い切り版は、現在adobeに保証されていないのでリスクがある

・サグスク型のCCは毎年更新されメリットが多い

・Adobesのソフトは学割で安く契約できる

aki

現在の主流はCCになっており私含めデザイナーは基本的にCCを使用しています!

では次から詳しく解説していきます。

現在Adobeソフトの買い切り版は終了(CCとCSの違いについて)

まず、「Adobe CS」とは何かから説明しますね。

Adobe CSは、昔発売されていた一度買えばずっと使える買い切り型のデザインソフトのシリーズ名です。

2012年を最後に新しいサブスク型の「Adobe CC(Creative Cloud)」シリーズに変わりました。

2023年にAdobe CSのライセンスのサポートも終了しています。

現在すでにPCに入れているソフトは引き続き使用できますが、オンラインでのダウンロード版の購入はできなくなっています。

これに対して、今の「Adobe CC」は、毎月や年に一度の支払いで常に最新のソフトを使えるサブスクリプション型です。

最新の機能が使えるので、デザインのトレンドへの対応・高品質なスペックの維持が保証されているのがポイントです。

例えば、IllustratorやPhotoshopといった人気のツールも、CCではいつでも最新のバージョンを使えますが、CSだと昔の機能しか使えないです。

これからデザインを学ぶ人には、CCの方が圧倒的におすすめです!

CSのデメリット理由4選

「Adobe CS」ソフトは現在ダウンロード版は終了していますが、パッケージ版がネットやショップでまだ残っている場合は購入することができます。

一見買い切り版なので、サブスク型よりお得に見えるかもしれませんが、購入にはリスクとデメリットが多くあります。

ここからは「Adobe CS」ソフトとデメリットを大きく4つ紹介していきます。

サービスが終了している

CSはもうAdobeからのサポートが受けられません。

つまり、ソフトがうまく動かなくなっても補償をしてもらうことができません。

また、最新のパソコンOSでは対応していないため、購入しても使用できないということになります。

2019年リリースのOSのCatalina以降完全に使用できなくなりました。

購入後に使用できないとなるとかなりリスクが高いですね……

最新機能が使えない

「Adobe CC」には毎年新しい機能が追加され、常にアップデートされます。

最近では、生成AIを使ったデザインの自動補助機能など、便利なツールが次々に登場しています。

CSではこれらの最新技術がいっさい使えないので、デザインを制作する上では、表現の幅に限界があたり、時間がかかったりします。

またクライアントや他メンバーなどが最新のCCを使用していた場合、最新のCCで作成されたデータは、CSでは開いたり、編集することができません。

クライアントからデータを提供してもらう時、複数のデザイナーと仕事に当たる時、印刷会社に入稿するときなど、デザインデータが触れないので大きな問題に発展する可能性があります。

Adobeが提供するサービスが使えない

Adobeが提供している無料でフォントが使えるサービスであるAdobeフォント、たくさんの画像などの素材を無料で提供しているAdobe StockがCSでは使用できません。

AdobeフォントやAdobe Stockは、デザイン作成で非常に便利なので使えないのはデザイン制作で大きなマイナス要因です。

買い切りはコストが高い

CSは一度買えば使えるとはいえ、最初の費用が非常に高額です。

CCは毎月の支払いで最新バージョンを使えるため、後々買い直すことを考えると長期的にはコストパフォーマンスが良いです。

現在はCCが主流。CCを買おう

今のデザイン業界では、ほぼ全てのデザイナーが「CC」を使っています。

以下のようなメリットがあります。

CCを使えば、最新のデザインツールで仕事ができ、プロジェクトを他の人と共有するのもとても簡単です。

ここからは、「Adobe CC」のメリットを紹介します。

常に最新の機能を使用できる

Adobeソフトは常にアップデートを行なっており、生成AIなどの便利な機能が毎年追加されます。

時代・ニーズに合わせて常にアップデートすることでデザイン制作が捗る機能が増えていっています。

ちなみに最新以外の旧バージョンも使用できます。

クライアント・入稿先・プロジェクトに合わせてソフトのバージョンを簡単に調整できます。

クラウドベースなので、2台のパソコンで使える。

AdobeCCは、クラウドベースなので、どのパソコンでも作業を引き続き行うことができます。

1アカウントにつき2ライセンス付与されるので、自宅と仕事場、置き型のiMacとMacbookのように2台に付与することができます。

付与したライセンスも簡単に移行できるので、他のパソコンへの移行もすぐにできます。

私の場合は置き型のiMacとMacbookでそれぞれ入れています。

前のMacbookProとAriを使い分ける時もあるのですが、その場合もMacbookPro→Ariへ簡単に移行できるので助かっています。

サービスが充実

先ほども触れましたが、AdobeフォントやAdobe Stockとデザインの作業効率・クオリティーを上げてくれるサービスが充実しておりデザイン制作で重宝する機能が使えます。

他にも無料で使えるサービスがあるので助かりますね。

少額で始められコスパが良い

サブスク型なので、コストパフォーマンスに優れています。

ソフトを使用するためにCSの時は何万・何十万と一度に払う必要がありましたが、サブスク型なので月々数千円で使用することができます。

また定期駅なアップデートがあるので、CSの時のように最新版に買い直す必要がないので、長期的なコストパフォーマンスに優れています。

CCを買う場合はどのプランがいいのか?

「Adobe CCを買うならどのプランが良いのか?」

Adobe CCはたくさんのプランがあってどれを選べば良いのかいまいちわかりにくいですよね。

ここからは、最適なプランをわかりやすく紹介していきます!

ちなみに、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

Adobeソフトのおすすめのプランを紹介。初心者デザイナー必見Adobeソフトのプランは、3つあります。どのプランがおすすめなのか、状況に応じて適切なプランを紹介します。...

プランの種類

AdobeCCのプランはおもにこの3つです。

フォトプラン:写真をメインとする方向けのPhotoshopとLightroomが使えます。

単体プラン:Adobeソフトから1つ単体でソフトが使用できます。

コンプリートプラン:25種類以上のAdobeソフトが使用できます。

フォトプラン

フォトプランは、主に写真編集を目的としたプランです。

以下の2つのアプリが含まれています

Photoshop:写真の編集や画像の加工が可能な業界標準のツール。

Lightroom:写真の管理と編集に特化したツール。クラウドベースでどこからでもアクセス可能。

フォトプランは、写真をメインで扱う方におすすめのプランです。

デザインよりも写真の加工や編集に特化したツールが必要な方に向いています。

価格

年間プランだと毎月¥1,180(年間価格¥14,080)

※これはクラウドストレージ(20GB)付きのプランで、1TBのストレージが必要な場合は、月額2,178円(税込)となります。

イラストレーターのみ使いたい場合の単体プラン

フォトショップはフォトプランという専用プランがありますが、それ以外のソフトは単体で購入することか、すべて使えるコンプリートプランを購入する必要があります。。

単体プランでIllustratorのみを購入することが可能です。

Illustratorをメインに使いたい方、まずは試してみたいと思う方に最適です。

Illustrator単体プランでは、この1つのアプリに加え、クラウドストレージやAdobe Fontsなども利用できるため、デザイン作業がスムーズに行えます。

価格

月々払い¥4,980/月(年間価格¥59,760)

一括払い(1年)¥2,890/月(年間価格¥34,680)

このプランはIllustrator単体に絞ったものですが、他のAdobeアプリを必要としない場合におすすめです。

コンプリートプラン

コンプリートプランは、Adobeが提供する45種類のアプリを利用できる最も含まれるプランです。

Illustrator・Photoshopだけでなく、動画ソフトのaftereffectをはじめとした音楽・3Dなど幅広いソフトが使えます。

Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere Proなど20以上のアプリ。

グラフィックデザイン、動画編集、ウェブデザイン、アニメーション制作まで幅広く対応。

すべてのクリエイティブツールを利用できるので、様々な分野のデザインやクリエイティブ業務に挑戦したい方には、このプランが最適です。

価格

月々払い¥12,380/月(年間価格¥148,560)

一括払い(1年)¥7,240/月(年間価格¥86,880)

どれを選べばいいのか?

IllustratorとPhotoshopのみを使う場合は、フォトプランと単体プラン(Illustrator)のみを購入すのが一番お得です。

年間プランだと毎月¥1,180(年間価格¥14,080)+一括払い(1年)¥2,890/月=¥4,070(年間一括払いにした場合)

コンプリートプランが¥7,240/月のため3,000円ほど得になります。

ただコンプリートプランはAdobeのソフト45種類が使えるため、動画、音楽、3Dなど幅広いソフトの使用が可能です。

結論

・フォトショのみ欲しい人:フォトプラン

・Photoshopいがいで1つだけソフトが欲しい人:単体プラン

・IllustratorとPhotoshopのみ欲しい人:フォトプランと単体プラン(Illustrator)

・IllustratorとPhotoshopの2つ以外にもソフトが欲しい人:コンプリートプラン

何を買えばいいかまよったらこれを参考にしてください。

また、IllustratorとPhotoshopがあればグラフィック・WEBデザインなどに必要なツールとして十分なので、最初はフォトプランと単体プラン(Illustrator)を購入後、デザインを続けていて他にも興味のあるものが出てきたらコンプリートプランに移行するという選択肢もありです。

CCを学割で安く購入する方法

「でも、正直CCもできる限り安く買いたい」と思う方も多いと思います。

特にデザインをこれから始める、始めたばかりの頃はな続けていくことにも不安を覚えるかもしれません。

基本的Adobeの製品はセールや値下げをしません。

ただ、Macと同じく学割を利用することができます!!

Adobe CCは「学割」を使えば、かなり安く手に入ります。

学生・教育機関に所属している方は、コンプリートプランが大幅に割引され、通常よりもかなり安く利用できます。

この場合の学生とは、専門学生・大学生だけではなく、オンラインスクールなども対象になります。

もしオンラインスクールに登録すれば、学生として学割を適用でき、通常よりも大幅に安くCCを使うことができます。

もしこれからスクールを検討している場合は、Adobeソフトが安く通常の約60%オフで使用できるので、その辺りもメリットとして考えてみても良いですね、

例えば、「コンプリートプラン」も学割を適用すると、月々のコストがかなり抑えられるので、長期的に見て非常にメリットがあります。

おすすめのスクール

今回紹介するのは全てAdobeスクールパートナープログラムというAdobeの公式パートナーに認定されているスクールです。

スクールでは、デザインスキルを学ぶことができ、さらに学生としてCCを割引価格で手に入れることができます。

これからデザインを本格的に学びたいなら、スクールを利用してお得にCCを手に入れるのがおすすめですね^^

ヒューマンアカデミー

アドビソフト+動画講座受講セット 最大82%OFF〜

Adobeの公式パートナーの通信型のトレーニングスクールです。
Adobe Creative Cloudをアカデミック価格で提供しています。

初心者やこれからデザイナーになりたい人向けにわかりやすく質の高いプログラムが準備されています。

実際にデザインを学ぶなら手を動かすのが一番ですが、実践的なプログラムが多いので身につきやすいです。

また講師が実際のプロのデザイナーの方なので現場の話も聞けるのが魅力的です。

対面・オンラインと好きな方を選べるので自分のライフスタイルに合わせて受講できるのも嬉しいですね。

個人的な感想としては初心者の時に「こんなサポートがあればよかった!!」と感じています。

デジリハオンラインスクール

デジリハは、デジタルハリウッド株式会社が運営するオンライン学習サービスです。

AdobeスクールパートナープログラムというAdobeの公式パートナーに認定されているスクールです。

過去の受講者が10万人を超えている大手であり歴史もあるスクールになります。

デザインを理論的に丁寧にし解説してくれるのでどんどん吸収できます。

WEB、グラフィック、プログラミングとどの分野でもキャリアやスキルアップする方におすすめです。

デジリハはこちらから

アドバンスクールオンライン

Adobeスクールパートナープログラムを採用しています。

Adobeのプラチナスクールパートナーに認定されたオンライン講座を提供するスクールです。

ずべ11種類の講座を受講でき自由に縛られず自分のペースで学習が可能です。

初心者からプロを目指す方まで、幅広いにずに応えるサービス・講義を提供しています。

まとめ

さて今回は、AdobeCCと旧型のCSについて紹介しました。

これからAdobeソフトを購入するばあいは、AdobeCCを絶対に購入しましょう。

また、プランに関しては、フォトプラン・単体プラン・コンプリートプランの3つがありますが、自分に合うものを選んでいきましょう。

Adobeソフトは、学割を使用すると安く購入す流ことができるので、デザインを学びたいと思っている方は一緒にスクールを検討するとAdobeソフトが安く購入できるのでおすすめですよ。

自分に合ったプランを検討してデザイナーとしてスキルアップしていきましょう!!

以上akiでした。