現役デザイナーのakiです。
今回はデザイナーにおすすめの資格を紹介していきたいと思います。
デザインの資格って種類が多いですよね。
キャリアアップ、勉強などの目的で資格を取得しようと思っても種類が多くて迷ってしまう……なんてことありませんか?
わたしはどれが良いのかずーっと悩んでいました!
今回は、現在デザイナーとしてバリバリ働いている方から、これからデザイナーになりたいと思っている方にも役に立つ資格をピックアップして紹介したいと思います。
それぞれの資格がどのような内容で、どんなメリットをもたらすのかを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
- 1.各分野のデザイナーにおすすめの資格
- 2.デザイナーに比較が必要かどうか
- 3.もっともおすすめの資格
目次
デザイナーに資格は必要?
そもそもデザイナー自体は資格がなくてもなれる職業になります。
正直、資格を全く持っていないデザイナーは思ったよりも多くいます。
ではその中で資格を取る意味とはなんでしょうか?
一言で言うと「働くにあたって資格の取得が必須でないもののキャリアアップや自身のスキルの幅を広げることに有効」だからです。
たとえば、同じデザインでも資格を持って理論的にデザインの構成、色などについて説明できる方が、説得力がありますよね。
もちろん資格が全てではないのですが、そこに至るまでの知識・経験は確実に自信の力になっています。
資格の取得することで、他デザイナーとの差別化もできクライアント、社内での打ち合わせの発言に説得力が出てきて「助かったー」なんて場面もあります。
また肩書き以上に資格取得に向けて勉強することで今まで知らなかった知識・技術・表現方法を学ぶことができますので、モチベーションアップと自信にもつながります。
また就職、転職、キャリアアップにも役立つので、初心者デザイナーやこれからデザイナーになりたい方には特におすすめですよ。
- ・必ず必要ではない
- ・あるとデザイナーとしての差別化、自信にもつながる
- ・勉強することで知識が増え表現の幅が広がる。
- ・キャリアアップに役立つ。
紹介する資格一覧
今回紹介する資格はデザイン業界でメジャーな資格とフリーランスや副業を考えている方向けにお金を管理するのに役立つ資格を紹介します。
- 色彩検定
- カラーコーディネーター検定
- Adobe認定プロフェッショナル
- DTPエキスパート認定試験
- Webデザイン技能検定
- UI/UXデザインスキル認定試験
- FP検定
特におすすめなのは、デザインでは「色彩検定」「カラーコーディネーター検定」、お金関係でおすすめでは、「FP3級」になります。
こちらについては後半で理由を解説しますね。
また、「色彩検定」「カラーコーディネーター検定」については下記の記事でも紹介していますのでご参考までにー^^
では次からそれぞれのデザイン関連資格について、内容とメリットをさらに詳しく解説します。
デザイン全般でおすすめの資格
色彩検定
内容
色彩検定は、色彩に関する知識や技術を認定するための検定です。
国家資格ではありませんが、文部科学省の後援の影響もあり色に関する検定の中では知名度が高い資格になります。
色彩検定は、色彩理論、色彩心理、色彩感覚など、基本的な色彩知識をついて習得できる資格で、デザイナー、ファッション関係、企画職等で色彩を専門とする人にとっておすすめの資格になります。
メリット
色彩検定では、基本的な色彩理論から、色の心理効果、色彩計画、色彩構成に至るまで、色に関する総合的な知識が求められます。
勉強することで、色についてより深く理解し、効果的に活用するための基礎知識をマスターすることができます。
1級・2級・3級の3種類ありますが、3級は比較的合格率が高いのも特徴です。
カラーコーディネーター検定
内容
色彩検定と似た印象のある検定ですが、主に製品開発、工業製品、インテリア方面でに役立ちます。
色彩に関する幅広い知識が求められ、製品の色やデザイン、グラフィック、インテリアなどに色の専門知識を活かすのに適しています。
3つの級があり、基礎から応用まで段階的に学ぶことができます。
メリットカラーコーディネーターの資格は、インテリアデザイン、グラフィックデザインなど、色を重要な要素とする業界で役立ちます。
工業、製品企画系に強いのも特徴です。
企画やマーケティングにも活用でき、取得すればクライアントのニーズに応える提案ができるようになります。
IBT式という検定補法で自宅から試験を受けることができるので受験のしやすさも嬉しいところですね。
アドビ認定プロフェッショナル
内容
アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)は、アドビシステムズ社が提供するソフトウェア製品に関する専門的な知識と技術を持つことを証明する国際認定資格です。
受験項目は「Photoshop」「Illustrator」「 Premiere Pro」の3種類からあり、各ソフトの検定に合格するとソフトに応じて認定される仕組みになります。
メリット
アドビ認定プロフェッショナルの資格を取得することで、その分野における高度な技術と知識を持っていることが公式に認められます。
デザイナーならほとんど人が使用しているAdobeである為、その知名度はとても高いです。
またこれからAdobeのソフトを勉強する場合は、学びながら資格も取れるのでとても効率的です。
DTP・印刷でおすすめの資格
DTPエキスパート認定検定
内容
DTPとは「デスク・トップ・パブリッシング」の略で、日本語では卓上出稿とも呼ばれます。
出版物、ポスター・企画・編集・デザインなど多くの分野で活躍する資格になります。
印刷物の全ての工程を総合的に管理する能力が身につきます。
DTPということもありレイアウトデザイン、画像処理、印刷技術など、印刷物制作に必要なスキルが網羅されています。
メリット
出版業界や広告業界では、DTPの経験者が重宝されています。
デザイン以外にも実際に媒体になる段階の工程や、現場で必要とされているスキルを取得していれば、顧客、印刷会社・メーカーとの打ち合わせなどで活躍でき、デザイナーとして大きく差別化できます。
WEBデザインでおすすめの資格
Webデザイン技能検定
内容
WEBデザインに関する資格で国内優唯一の国家資格になります。
Webデザインの企画、制作、管理に関する幅広い知識と技術を証明する検定になります。
デザインやHTMLやCSSなどのコーディング技術だけでなく、ユーザーが使いやすくするWEBサイトを作るにはどうしたら良いかなどの知識も求められます。
メリット
デザイン系の資格で唯一の国家資格ということもあり、転職、就職時にWEB制作会社やデジタルマーケティング企業などで大きなアドバンテージ・実績となります。
またWEBサイトに関する実践的なスキルが学べるため、自身や自社のWEBサイトの構築に役立ちます。
UI/UXデザインスキル認定試験
内容
ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)デザインに関する知識と技術を証明する資格です。
デザインだけでなくユーザー心理とニーズを理解し、使いやすく魅力的なWEBサイト・デジタルプロダクトを構成する能力が問われます。
メリット
せっかくデザイン性が高いWEBサイトを制作しても使い勝手が悪かったり、必要な項目が見れなかったりするとユーザーはすぐに離脱してしまいます。
UI/UXデザインスキルを習得する事で、デザインをより魅力的に活かし、見た目とユーザー心理に基づいたWEBサイトが作れるようになります。
また、認定試験を取得することで、アプリやウェブサイト開発プロジェクトでデザインの専門家として認められます。
現在WEBデザイナーの需要が高まっている企業やデジタルエージェンシーなどでのキャリアアップに直結します。
税務・確定申告などのお金関係でおすすめの資格
FP3級(ファイナンシャル・プランニング技能検定3級)
内容
デザインの検定とはちょっと違いますが、税務、確定申告関係について学べるため社会で活躍する全ての人におすすめの資格と言えます。
特に、今後フリーランスで活躍する人に必要な知識が多く詰まっています。
メリット
FP3級では重複しますが、税務、確定申告、保険、今後の資産形成について多くの基礎的なことが学べます。
今後生きていく上で、お金の管理、仕事上での経理、経費の管理はとても大切なことです。
FP3級ではそんな社内で必要なお金関係の知識の大部分を網羅することができます。
基本的には3級を取得していればフリーランスとして問題ない知識が習得できますよ。
おすすめの資格は?
おすすめの資格は、「色彩検定」「カラーコーディネーター検定」、WEBデザインでは「WEBデザイン技能検定」お金関係でおすすめでは、「FP3級」になります。
色については、「色彩検定」「カラーコーディネーター検定」が知名度的にも高く色について基礎からしっかりと学ぶことができます。
グラフィックデザインやWEBデザインで使える色の知識は、両方とも同じくらい詳しく学ぶことができます。
ファッション、企画、マーケティング中心ならば色彩検定、工業系、製品開発などはカラーコーディネーターを受けてみるのがおすすめです。
未経験から始める「色彩検定」の勉強方法については下記の記事でも紹介していますのでご参考までにー^^
WEBデザインでは国家資格である「WEBデザイン技能検定」がおすすめです。
HTML、CSSなどのコーディング 以外にもユーザー目線で見やすいサイトとはどんなものか詳しく学ぶこともできます。
お金関係では「FP(ファイナンシャルプランナー)3級」がおすすめです。
フリーランスや企業を目指す人には必須の確定申告、保険などについて理解することができるようになります。
また、上記以外の企業に所属している場合でもローン控除、社会保険、年金、資産運用、税金等、社会で生きていく上で必要な知識が幅広く学べる為、将来設計をする上でとてもおすすめの資格となります。
資格の取得におすすめのWEBスクール
最後に資格の取得におすすめのWEBスクールを紹介します。
忙しい時間の中で独学では厳しいと感じている場合、オンラインスクールを活用すると効率的に学ぶことができるのでおすすめですよ!
オンスク.jp
資格やスキル向上のためのオンライン講座を提供する学習サービスです。
色彩検定を含む幅広い分野の講座があり、自宅で自分のペースで学べる柔軟性、質の高い教材と講師によるサポートがメリットです。
また、隙間時間を活用して効率的に学習を進められますよ。
詳細はこちらから→スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
たのまな
「たのまな」は、ビジネススキルから趣味・実用まで多岐にわたるオンライン講座を提供する学習サービスです。
色彩検定を含む資格取得講座が充実しており、自宅で手軽に学習を始めることができる点が大きなメリットです。
また、質の高い講師によるわかりやすい講義と、学習進捗に応じたサポートが特徴で、初心者から上級者まで各自のペースでスキルアップを目指せます。
詳細はこちらから→ヒューマンアカデミー たのまな アドビソフトウェア通信
Udemy
Udemyはさまざまな講座を提供するオンライン学習サービスです。
色彩検定を含む多岐にわたるコースがあり、リーズナブルな価格設定で、講師による実践的な指導と質の高いコンテンツが手供されています。
また、買い切りサービスなので一度購入すれば自分のスケジュールに合わせてどこからでもアクセス可能です。
詳細はこちらから→Udemy
まとめ
今回はデザイナーにおすすめの資格を厳選して紹介しました。
今回紹介した資格以外にも自分に合うものがあると判断したら積極的に調べてチャレンジしてみましょう。
デザイナーに資格は必須ではないのですが、取得することで専門知識を身につけ、自身の市場価値、デザインのスキルを高めることができます。
また、資格はあなたの専門性が保障される為、クライアントや雇用者に対しても大きな信頼を与えることができますよ。
地震に最適な資格を選び、未来の自分自身への投資として、挑戦してみてくださいね。