こんにちは。現役デザイナーのakiです。
今回は色彩検定3級の勉強方法と忙しい毎日の中でも勉強するおすすめの方法を紹介します。
自分のスキルアップのために資格の取得を考えている方は多いのではないでしょうか。
「色彩検定を受験したいけれどなにからはじめたらいいの?」
「色彩検定を受験したいけれどなかなか時間が取れない…」
と色々と悩むことも多いですよね。
忙しい一日を終えてからでも、色彩検定3級の取得を目指すことは十分可能ですので、今回の記事を参考にぜひ資格合格へ向けて挑戦してみてください。
おすすめの勉強法も合わせて紹介するね!
- 1.色彩検定3級の必要な勉強時間・期間
- 2.色彩検定3級の受験費用、合格率
- 3.独学での合格可能性
- 4.オンラインスクールを用いた効果的な勉強方法
ちなみに、よく間違われる検定でカラーコーディネーター検定というものがあります。
色彩検定とカラーコーディネーター検定の違いは下記の記事で紹介していますので、どちらか迷っている方は参考にしてみてくださいね
では次から紹介していきますー。
目次
色彩検定3級とは
まずは色彩検定について簡単に紹介していきます。
検定の概要
色彩検定3級は、色彩に関する基本的な知識や色の見方、色彩計画についての理解度を問う試験です。
色の三属性(色相、明度、彩度)、色彩の調和、色彩心理など、日常生活やビジネスシーンで役立つ色彩知識が網羅されています。
受験資格と費用
受験資格は特に制限されておらず、誰でも挑戦可能です。
受験費用は3級で約7,000円で、年に2回夏(7月頃)と冬(11月頃)に開催されます。
合格率
合格率は年度によって変動しますが、一般的には70%程度になります。
この数字からもわかるように、しっかりと準備すれば合格は十分に目指せますよ。
必要な勉強時間
一般的には、試験の1ヶ月以上前から勉強される方が多い傾向です。
ちなみに私が、実際に勉強を始めたのは、1ヶ月半前からですね。
もし色についての知識が全くなく不安な場合は、試験の2ヶ月前から本格的に勉強を開始し、1日1時間~30分ほど継続的に勉強を行えば十分に合格できる内容になります。
出題範囲
出題範囲は公式テキストの内容を中心に出題されます。
よく出る傾向としては、色彩心理とPCCSと呼ばれる「色相」「彩度」「明度」「トーン」などを理論的に説明できる知識が必要となります。
いきなり2級から受けても大丈夫?
3級を合格していなくてもいきなり1級・2級を受けることは可能です。
ただ試験内容に1級は2級、3級の内容が含まれ、2級は3級の内容が含まれるため、必然的に3級の勉強が必要になります。
もしすぐに取らないといけないという状況ではないのなら、3級から順番に勉強する方が内容をより理解しやすいのでおすすめです。
独学での勉強方法
ここからは独学で勉強する場合の教材や私が実践した勉強方法を紹介していきます。
必要な教材とリソース
次は色彩検定3級に適した最新の参考書を選びましょう。
私が使用したのは下記の2つです。
【公式テキスト】
テキストに沿った問題などが出てくるため必須になります。
【公式の問題集】
過去の問題を行うことで、テキストで読んだ内容が詩っっかりと身についているのか確認すことができます。
また、出る問題の傾向を知ることもできます。
もし公式のテキストの内容だけでは不安な場合、市販の教材の購入をお勧めします。
市販の教材の場合公式のテキストに比べてより噛み砕いた内容で教えてくれるので、色について事前知識がない場合や公式のテキストの内容が少々難しく感じたら購入を検討してみましょう。
【補助教材】
公式テキストだけでは不足する部分は、補助教材や参考書を使って補います。特に色彩理論、色の三属性に関する解説が豊富なものを選びましょう。
ちなみに市販のテキストでおすすめなのは、こちらの二宮恵理子さん著の本がイラストが使われておりとても解りやすくておすすめです。
また最近では近々の試験内容などを共有してくれるyoutubeやブログもあるので、必要に応じて見てみましょう。
私の勉強方法
ここからは、私が合格までに実践した勉強法とスケジュールを紹介します。
勉強時間は1ヶ月半程度です。
❶とにかく公式のテキストをよく読む
❷公式の問題集を解く
まずはとにかく公式のテキストをよく読むのが重要です。
色彩検定の公式のテキストは当然色彩検定協会が出しており、色彩検定の内容に沿った内容になっています。
また公式テキスト含め本文の内容が抜粋されているので、公式テキストで勉強していると「これ見たことある」と思える問題があったり、「正しいものを選べ」などの問題では見たことある文章があるので、正解をより導きやすくなります。
テキストをしっかりと読み込んでから公式の過去問を解いていきましょう。
スケジュール
※6週(1ヶ月半)でスケジュールを立てています。
期間 | 勉強内容 |
---|---|
初日~14日目 | まずは公式のテキストを2回読みます。 この時に無理にノートなどにまとめる必要はないです。 自分の中で整理したい、間違えそうだと思ったものをまとめてみてください。 試験直前も役に立ちます。 |
11日~25日目 | 公式の問題集を2回ときます。 1回目はわからなくてもどんどん進めましょう。 解答を読みわからなかったところを章ごとにテキストを見ながら読み直します。 2回目も同じようにどんどん解いていきます。 |
26日~32日目 | 間違いが多かった箇所をテキストを再度読み込んで補填します。 その後、章ごとに問題集を解いていきます。 |
33日~当日 | あとは問題集をひたすら解きましょう。 テキストは全体を2巡。わからない箇所をいれて3巡以上です。 |
問題集の正解率がが90%以上合格できるようになっていると当日合格できる可能性がかなり高く安全圏と言えます。
より短期で合格。オンラインスクールでの学習
ちなみにここからは、忙しくてなかなか時間が取れない方向けにより短期間で合格できる方法としてオンラインスクールや通信講座を紹介していきます。
独学と比較して、オンラインスクールの最大のメリットは、専門家からの直接指導を受けられる点です。
また、学習スケジュールの管理やモチベーション維持のサポートも受けられます。
もちろんスクールのため独学よりも費用がかかります。
しかし、オンライン講座を使用することで独学よりも短期間で効率的に学ぶことができます。
なかなかまとまった時間が取れない方は、選択肢として一度検討するのもありです。
オンラインスクールの選び方
オンラインスクール選びでは、講師の質、カリキュラムの内容、料金、サポート体制を重視しましょう。
無料体験や体験レッスンがあれば、それらを利用して自分に合うかどうかを確認するのが良いでしょう。
おすすめのオンラインスクール
ここからはおすすめのオンラインスクールを紹介します。
オンスク.jp
資格やスキル向上のためのオンライン講座を提供する学習サービスです。
色彩検定を含む幅広い分野の講座があり、自宅で自分のペースで学べる柔軟性、質の高い教材と講師によるサポートがメリットです。
また、隙間時間を活用して効率的に学習を進められますよ。
詳細はこちらから→スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
たのまな
「たのまな」は、ビジネススキルから趣味・実用まで多岐にわたるオンライン講座を提供する学習サービスです。
色彩検定を含む資格取得講座が充実しており、自宅で手軽に学習を始めることができる点が大きなメリットです。
また、質の高い講師によるわかりやすい講義と、学習進捗に応じたサポートが特徴で、初心者から上級者まで各自のペースでスキルアップを目指せます。
詳細はこちらから→ヒューマンアカデミー たのまな アドビソフトウェア通信
Udemy
Udemyはさまざまな講座を提供するオンライン学習サービスです。
色彩検定を含む多岐にわたるコースがあり、リーズナブルな価格設定で、講師による実践的な指導と質の高いコンテンツが手供されています。
また、買い切りサービスなので一度購入すれば自分のスケジュールに合わせてどこからでもアクセス可能です。
詳細はこちらから→Udemy
受験に向けた最終チェックリスト
受験前には、以下のチェックリストで知識の抜け漏れがないかを確認しましょう。
- 色の三属性について説明できる
- 色彩調和の原則を理解している
- 色彩心理に関する基本的な知識がある
- 過去問題を解いて、実際の試験形式に慣れている
このチェックリストをクリアできれば、試験当日に向けて自信を持って臨むことができますよ。
Q&A:よくある質問
Q: 独学で本当に合格できるの?
A: 独学での合格は可能です。ただし、計画的に勉強を行う必要がありますよ。
Q: オンラインスクールは高い?
A: オンラインスクールの料金は様々ですが、独学に比べると費用はかかります。
しかし、その分、専門家からのフィードバックやサポートが得られるので、効率的に学べるというメリットがあります。
Q: 色彩検定3級の学習期間はどれくらい必要?
A: 個人の基礎知識や学習ペースによりますが、一般的には1ヶ月半程度の準備期間をお勧めします。
まとめ
色彩検定3級の合格を目指す道は、独学でもオンラインスクールを利用しても、しっかりとした計画と実践があれば合格できます!
色の知識を深め色彩検定をパスすることでデザイン制作やキャリアアップに役立てましょう。
この記事を参考に、自分に合った学習スタイルを見つけ、効果的な勉強方法を実践してくださいね。
この記事が、色彩検定3級の勉強を始めるきっかけや、合格への道のりをサポートする一助となれば幸いです。