ポートフォリオの自己紹介・経歴・スキルって何を書けばいいのか迷いますよね。
今回は、そんな方に向けて自己紹介に掲載する内容やおすすめの自己紹介の書き方を解説していきます。
- ・ポートフォリオの自己紹介やスキルで掲載する具体的な内容
- ・自己紹介・経歴・スキルの具体的な書き方
- ・就職・転職の時にも使える自己紹介の書き方
この記事を読むことでポートフォリオの自己紹介に書く内容やスキル・経歴などの必要な項目がわかるようになります。
この記事を読んで自分の魅力を伝える素敵な自己紹介・経歴を書いていきましょう!
ちなみに、まずはポートフォリオについて知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください
目次
なぜ自己紹介が重要なのか?
自己紹介は、ポートフォリオを閲覧する人に自分自身をアピールする大切な機会になります。
名前や職業を伝えるだけじゃなくて、自分のデザインにかける情熱や考え方を伝えることで、読者に自分の個性やプロフェッショナリズムを感じさせることができます。
自己紹介は第一印象を作るのにも重要になります。
ポートフォリオを見る人は、最初に自己紹介を読んで、経歴やバックグラウンドを知りこのポートフォリオの製作者はどんなスキルがあり、どんな趣味があり将来的にどんなデザイナーになりたいのか興味を持ちます。
また、興味のあることや趣味を共有することで、人間的な魅力をアピールすることもできます。
・デザイン・仕事に対する自分の伝える。
・制作物以外にも自分の人となりを知り興味を持ってもらう。
デザイナーも仕事である以上、人対人‼︎
採用担当者やクライアント相手では、人としての魅力・コミュニケーションが重要になってきます。
ポートフォリオの自己紹介に必要な項目
ポートフォリオの自己紹介に必要な項目は下記の通りになります。
1.自分の基本情報
2.経歴
3.スキル
4.趣味・特技
5.自己PR
6.連絡先
7.SNS
履歴書などで記載する項目もありますが、自分のことを知ってもらうためには重要な項目になります。
まずは挨拶文を書いてみよう
見ていただく方にお礼も兼ねて簡単なあいさつ文を書いてみましょう。
挨拶文はポートフォリオの最初のページに記載します。
【例文】
はじめまして。○○○○と申します。
昔から絵を描くことが好きで大学進学後に本格的にデザインを学び始めました。
柔軟性とコミュニケーションの能力を大切にしクライアントに寄り添ったデザインを提供することをモットーにデザインをしています。
上記はあくまで例文ですが、このような短文で大丈夫です。
自分の基本情報
急に自分の基本情報というと何を書けば良いのか迷いますが、写真や名前など自分を知ってもらうために最低限必要な情報と認識してもらえたら大丈夫です。
【基本情報の例】
①名前(フルネーム)
②自分の写真
③生年月日
顔写真と言われ「えっ」と思った方。大丈夫です!
もし顔写真に抵抗がある場合は、、、、
- 後ろ姿
- 白黒写真
- 簡単なイラスト(似顔絵、動物などのキャラクター)
- 自分を表現したロゴetc…
でも大丈夫です。
経歴
出身大学や前職についてて記述しましょう。
出身大学の場合2023年卒業見込みのように見込みの年を忘れないように記入します。
前職の場合は、前職の企業名と対応していた部署を簡単に記入しましょう。
【学生の場合】の例は下記になります。
経歴
2017年4月 ○○芸術大学○○学部○○学科 入学
2019年3月 ○○芸術大学○○学部○○学科 卒業見込み
2019年4月 ○○芸術大学○○学部○○学科 入学
2023年3月 ○○芸術大学○○学部○○学科 卒業見込み
【社会人の場合】の例は下記になります。
学歴
2019年4月 ○○芸術大学○○学部○○学科 入学
2023年3月 ○○芸術大学○○学部○○学科 卒業
職歴
2023年4月 株式会社○○デザイン入社
広告代理業 従業員数80名
デザイン事業部 デザイン1課
飲食店のWEBデザイン、広告の作成を行う。
チーフとして5名の部下を育成。
2025年6月 一身上の都合により退職
現在に至る(現在勤務中の場合)
上記は一例です。
また、掲載時の注意点も下記にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
学校編
・学校の名前は、略さずに正式名称で学部・学科まで書きましょう。
・大学院の場合は修士博士課程を記入しましょう。
職歴
・担当業務などを簡単に書きましょう。
・現在に至るは、現在勤務中の場合に記入します。
・役職などがあった場合は、アピール要素になるので記入しておきましょう。
スキル
続いては、自分が使えるソフト・技能を書いていきましょう。
IllustratorやPhotoshop以外にも、コードが書ける・Figmaが使える等、使用できるソフトは漏れなく書いていきましょう。
自分が担当したいと思うデザインに関係するソフトはもとより、使用できるソフト・スキルはどんどんアピールしましょう。
また資格などもとても有効です。
カラーコディネーターなどデザインに関係のある資格だけではなく、他のデザイナーと差別化できる要素があるならば記載しておくのが良いでしょう。
最近では自身のSNSのフォロワー数を記載して短期間にの伸ばしたフォロワー数を記載してる方もいます。
趣味・特技
一見必要なのか?と思う項目ですが、相手があなたの人となりを知るために必要な項目になります。
デザイナーとしてのスキルや実績だけでなく、自分自身の人間性を伝えることは重要です。
趣味はあなたがどのような人間であるかを示す手段になります。
たとえば、写真を趣味としている場合、視覚的な感性や美的センスがあることをアピールできます。
また、趣味が音楽やアートなどの創造的な分野に関連している場合、クリエイティブなアプローチを持っていることを示すことができます。
他にもスポーツに取り組んでいたら継続的に物事に取り組む姿勢を示せます。
とは言っても趣味によって合否が大きく変わるわけではありませんので、内容は盛らずに自分が話せる趣味を書いてみましょう。
あくまでも人となりを知ってもらい相手とのコミュニケーションを図る事柄と肩の力を抜いて考えるくらいがちょうど良いです。
こちらも一例を書いておきますね。
写真撮影、制作活動(雑貨作り・絵画・動画作り)、映画鑑賞
サイクリング、ランニング、筋トレ、草野球、テニスetc….
連絡先
履歴書などに記載しますが、ポートフォリオにも下記を記載してきましょう。
就職・転職目的の場合は必須ではないですが、フリーランスとして活躍、展示会・交流会に参加する場合はあると良いケースがあります。
掲載内容は、メールアドレスと電話番号で問題ありません。
履歴書を提出している場合、履歴書の住所と違いがないように注意して記入しましょう。
SNS
最後のページなどに自分のSNSのQRコードを載せておきましょう。
もちろん採用担当の方が見ても問題無い内容になります。
ポートフォリオで紹介しきれなかった制作物・実績などを載せておくと良いです。
また動画などの制作物はYouTubeにアップし同じくQRコードを貼って実際に動いている制作物を見てもらえるようにしましょう。
まとめ
今回はポートフォリオに掲載するPRについて紹介しました。
もちろんポートフォリオでは作品とコンセプト説明が重要になってきますが、自己紹介やスキルでの自己アピールにも力を入れたいところですね。
自己紹介やスキルをしっかりと書くことで、作品以外でも自身の魅力を伝え、仕事の依頼や採用のチャンスを増やすことができます。
読み手とのとの関係を築き、自分のデザインをしっかりと理解してもらうためには、自己紹介が大切です。
読んでいただきありがとうございました^^