デザインスキル情報

デザイナーの種類11選お仕事内容紹介

皆さんはデザイナーと聞くと何を思い浮かべますか?

今回は色々な業種を紹介しつつ、デザイナーの種類、その仕事内容についてお話ししていきます。

私もデザイナーを目指した時、どんなデザイナーになろうと考えたりしました。
今後、デザイナーになりと考えている方なども、参考していただけたらと思います。

そもそもデザイナーってどんな仕事?

デザイナーとは、商品・雑誌書籍・ポスター・WEBサイトなどをはじめとした物のレイアウトなどを行い適切に計画通りに製品の魅力を伝えたり集客が行えるようにデザインを行う仕事です。

難しく書きましたが、簡単にいうと、商品等の魅力や伝えたいことをしっかりと発信できるようにレイアウトなどを行うことです。

どのデザイナーにも言えることは、クライアントが求めるデザインに答えられるものを提案するということです。

「女性をターゲットにした化粧品」「子供向けのCM」「40代男性向けのファッション誌」と
ターゲットが違えば戦略も表現方法も変わってきます。

このように、クライアントの意見と取り入れ、希望のターゲットに刺さるデザインを作ることがデザイナーの仕事と言えます。

代表的なデザイン職と内容紹介

では、ここからは代表的なデザイナーの種類と仕事内容を紹介していきます。
デザイナーの種類は細分化されて、多岐にわたりますので今回はよく聞く代表的なものを中心に掲載しています。

1.グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、みなさんが一番馴染みのあるデザイナーではないでしょうか。

IllustratorやPhotoshopなどを使用して広告・ポスター・書籍・パッケージ・ロゴなど平面で構成される多くの媒体に関わっています。おもに関わるのは印刷媒体と呼ばれるものになります。

デザイン事務所に所属しているデザイナーもいれば、企業のデザイン部門に所属しているデザイナーもいます。

仕事では営業やコピーライターなどとチームを作りデザインを作成していくことも多々あります。

また、企業デザイナーを通して、フリーランスで活躍したり独立することもできます。

2.WEBデザイナー

さまざまなWEBサイトのデザインを行う職種になります。
昨今ニーズが増え多くのWEBサイトがデザイナーによって作られています。企業のHPから、製品紹介のランディングページまで多くのWEBサイトを手掛けます。
WEBサイトでは見た目のクオリティーはもちろん、クライアントが求めている要件をみたし的確に情報を発信する必要性があります。
そのため、クライアントとの打ち合わせがとても重要になります。
案件に対してはアートディレクターを含めたチームで当たることが一般的です。

3.プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーとは、身の回りの生活用品から家電製品、事務用品のデザイン、さらには自動車、飛行機、電車などあらゆる立体の製品をデザインする仕事になります。
主に工業製品のデザインを中心に行う場合は「インダストリアルデザイナー」と呼ばれます。
平面のデザインと違い立体的な表現が求められます。
見た目のデザイン性はもちろん安全性・機能性が求められます。

4.エディトリアルデザイナー

エディトリアルデザイナーは、書籍関連のデザインを中心に作成します。
小説・写真集・雑誌など多くの書籍のデザインに関わります。
印刷物のデザインですが、書籍のルールに沿って内容が読みやすくなるようにデザインを行います。
作成時は編集者・作者との打ち合わせを行いながら進めていきます。

5.ファッションデザイナー

名前の通り、衣服や靴、バッグなどファッションに関わるもの全般のデザインをおこなうデザイナーです。
人気の職種であると同時に流行を読む・作るアンテナと的なくマーケティング戦略能力が必要となります。また、スケッチなど人物を描くことも多く繊維などの知識も必要になります。
ファッションデザイナーは、企業・繊維メーカーにに所属する企業デザイナーとクライアントの注文に応じて
1点ものを作るオートクチュールデザイナーに分かれます。

6.DTPデザイナー

DTPとは「DeskTop Publishing」の略で、日本語ですと「卓上出版」と呼ばれます。
クライアントやデザイナーの依頼のもと雑誌・ポスターなどの印刷物のレイアウトを行う仕事になります。
デザインを元に写真を加工したりより良く見えるデザインを提案したりします。
実際の入稿データが印刷物として出来上がるまで調整などを必要とするため、出版業界・印刷業会で重宝されるデザイナー職になります。

7.インテリアデザイナー

住宅、店舗、オフィス、乗り物の内装をはじめ椅子、ベット、照明と家具のデザインなど家に関わることを中心にデザインするデザイナーになります。
内装の小物、カーテンなどのインテリアなど幅広く活躍します。
多くは住宅メーカーやデザイン事務所に勤めていますが、実力がついたら独立する方も多くいます。
実際に施工の際にはクライアントと施工業者との打ち合わせを行い段取りを取り円滑に進めていく能力も必要になります。

8.CGデザイナー

CGデザイナーとはとはコンピューターグラフィックをつくるデザイナーになります。
平面的なグラフィックと立体的な3Dグラフィックなど作成します。
特に3Dに関しては陰影のあるリアルテイストなどを求められることもあります。
現在は、印刷物以外にも映画やアニメ、テレビゲームなど多くの場面で使用されています。
工業用の機械、建造物などでも使用されておりVR関係でこれから活躍の場は今以上に増えていきます。

9.ゲームグラフィックデザイナー

家庭用のゲーム機やソーシャルゲームなどのグラフィックをデザインします。
ゲームの背景からアイテム、キャラクター、モンスターなどまさにゲームの世界観を作り上げていく
デザイナーになります。
ゲームの多くはCGで書かれており、CGを作成するスキルも必要になります。
ゲームデザイナーの多くはゲームメーカーに勤めていますが、フリーで活躍する方もいます。

10.イラストレーター

イラストレーターとはクライアントの要望でイラストを描き提供する仕事になります。
活躍の場は広告、パッケージ、ポスター、WEB、書籍、ゲームと多岐にわたります。
クライアントの打ち合わせ・ヒアリングを経て要望に沿ったイラストを提案しますが、テイストやイラストの内容などをしっかりと打ち合わせイメージに沿ったイラストを提案することが大切になってきます。
また、企業に所属しているデジアナーもいますが、フリーで活躍しながら漫画家・作家などを兼ねている方も多くいます。

11.UI/UXデザイナー

UIデザインのUIとは、
User Interface(ユーザーインターフェース)」の略でWEBなどで利用者がボタンや項目などのサービスをストレスなく使いやすくするデザインになります。

UXデザインのUIとは、「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略でUIの見た目とは違い利用者に満足してもらう体験を作るのがUXデザインになります。
UIデザインとUXデザインは別のデザインを指しますが、一方だけを注力して行っても良いサービス・体験をユーザーに与えることはできないので、両者を総合的に行うのがUI/UXデザイナーになります。

最後に

今回は11種類デザイン色を紹介させていただきました。
実際デザイナーの職種は今回紹介したものだけでなく多岐にわたります。数あるデザイナー職の中でも
代表的、有名な職種を紹介させていただきました。
どのデザインにも共通して言えるのが、特別な資格などは無く、スキルを磨くことで
デザイナーになることができます。
もしこれからデザイナーを目指す方でどんなデザイナーになりたいか悩んでいる時は下記のことを
ポイントに判断してみても良いかもしれません。

・現在、学んでいる自分の技術・勉強の先にあるデザイナーはどれか判断する。
・10年、20年後の未来を見越してその職種が変わらず続いているか考える。
・自分が興味のあるデザインは、なにか考える。

デザイナーはパソコンとインターネット環境があれば場所を選ばず、自身のライフスタイルが安定します。
また、仕事においては自分の頭の中のイメージを表現することができますし、
自身のセンスを生かすことができます。
目指す上では色々と勉強が必要なこともありますが、諦めることなく、目標をきめて進めてみてください。

読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。